2023年11月20日月曜日

ハーフマラソン、なんとか完走

  

 

昨日の日曜日、ハーフマラソンを走りました。

今回はソロ参加だったので、写真はほとんどなし。スタートを待つ間に一枚。朝の7時半にスタートで、東の空にようやく太陽が昇り始めたところでした。昨年ほどではなかったけれど、やはりスタートを待つ時間は寒かった!

10月末のハロウィーン10kが終わってから慌ててハーフの準備を始めて、急に走る距離をのばしたからなのか、先週あたりから右足首に痛みが出るようになってしまいました。昔もそういう痛みを無視して走ってシンスプリントや疲労骨折を引き起こしたことがあるので、この状態で21kmも走ったら来月のホノルルに出られなくなったりしないだろうかと心配だったのだけれど、実際にレースを走りはじめたら、最初の1-2kmは軽い痛みを感じたものの、いつの間にか全く気にならなくなりました。

今年はまったく走り込んでいなかったから、タイムは気にせず、とにかく完走できればいいと思い、最初からかなり遅いペースで走ったので10km過ぎぐらいまでは難なく走れていたのです。今回は去年のホノルルマラソンのレースシャツを着て走ったのだけれど、途中で同じシャツを着た女性を見かけました。おー、この人も同じフルマラソンを走ったんだ…と親近感がわきました。

と、まぁ、 15kmぐらいまではなんとかペースを保って走れたのだけれど、そこから急に足が上がらなくなってきて、あー、もう歩いてしまおうか...と何度も思いました。でも、一度止まってしまったら、もう走れないことは分かっていたので、とにかくペースを落として走ることに集中しました。ペースを落とすって、意外と難しいんですけどね。同じくらいのペースで軽い足取りで走っていた女性もやはり15km過ぎぐらいから足が上がらない感じになっていました。そんな中、近くで自閉症かダウン症かの10代の男の子がとても楽しそうに走っているのを見かけました。立ち止まってなにか独りごとを言っていたかと思うと、急に全力疾走で走り出して笑っている。この時点で他のランナーはもうみんなゲッソリして笑顔になる気力もないというのに、彼だけが本当に楽しそうに走っていて、なんだかとても微笑ましかった。

コースの途中では所々でDJが音楽をかけていました。ただ、どれも今どきのヒットソング(だと思われる)が多くて私にはどうでもよかったのだけれど、終盤の苦しいところで、なんと、ワタクシの大好きなDishwallaというバンドの90年代のヒット曲、Counting Blue Carsが流れていたのですよ。おー、こんなところでJRの声が聴けるなんて…と一気に一瞬だけ元気になりました。

最後の2kmはもう気力だけで走りました。このコース、ゴールを横に見据えて、さらに2kmを走らなければならないちょっと意地悪なコースなんです。去年はこれで最後が本当に長く感じられたのだけれど、今年はもう分かっているので、「まだ2kmもあるのか」じゃなくて、「あと2kmでおしまい」と思って走りました。

今年のタイムは去年より4分も遅かった。走り込んでないせいもあるし、1年トシをとったせいもあるでしょうね。 それでも完走できたので、いいことにします。いやー、ホノルルが不安だ。

レースの後はドリンクが4杯ももらえることになっていたのだけれど、今回はソロ参加で自力で家に帰らないといけないので、ビールはやめておきました。というか、もうヘトヘトでビールなんか飲んだらパスアウトしそうでした。参加者はみんな朝から何杯もビールを飲んでいましたよ。

ピザ屋さんがスポンサーなので、(冷たくなった)ピザひと切れとペプシをもらって、 独りでお祝い。


2 件のコメント:

  1. Jさん、お疲れ様でした! ほんと、マラソンを完走するなんて 尊敬以外ありませんよ。私なんて長距離歩くことさえできない。。。 何マイルも走り続けて 疲労がたまって自分の限界に挑んたら 見た目もつらそうになるのが当たり前だと思うけど 彼のように楽しく走ると別の意味のマラソンになってきますね。楽しく何かができるって好きだなあ。
    でも こんだけ頑張ってピザ一切れとソーダ。。。あとで頑張った自分にご褒美をあげないとね。

    返信削除
    返信
    1. ランナーって変だよね、高いお金を払ってこんな苦しみを経験しようと思うんだから。基本的に自虐的体質なんでしょうね。でも、ホント、あの10代の男の子のように楽しそうに走れるのが理想ですね。ホノルルは無理せずにゆっくり走ります。
      完走後にもらえるものはスポンサー次第だから、今回はピザでしたね。冷えてたけれど、とにかく何か食べないといけないと思って食べました。ホノルルはマラサダがもらえるので、いつも楽しみなんですよ。

      削除