昨日はアメリカの感謝祭、Thanksgiving Dayでした。
少し前に友人のMさんに会った時にThanksgivingを一緒にやろうという話になったのだけれど、その晩に彼女からメッセージが来て、すでにパートナーがThanksgivingの予定を立ててしまっていた後だったとのこと。それでは仕方がないから、また去年のようにSちゃんのご実家に勝手にお呼ばれしようと思っていたのでした。というのも、Sちゃんのお家で料理をするのはうちの息子だから。
ところが、Sちゃんのご家族は誰もターキーが好きではないらしく、今年はターキーをやめて焼肉パーティーをすることになったそうなのです。私もターキーは特に好きじゃないから焼肉大賛成!と、ご招待されてもいないのに勝手にお邪魔する気でいました。すると、渋い顔をする輩が一人。夫です。
「焼肉は好きだけど、Thanksgivingに食べるものじゃない」と言い、ターキーのないThanksgivingなんて…と渋面を作っています。あら、そう?じゃあ、あなただけ、ターキーのTVディナー(温めればいいだけの冷凍ディナー)を持って行けばいいじゃない...と思ったのだけれど、まぁ、アメリカ人にとってThanksgivingのターキーというのは、日本人にとってのお正月のおせち料理みたいな位置付けなのだろうと思い、ホールターキーではなく胸肉の塊を家で調理してあげるすることにしました。副菜も特に手の込んだものは作らず、家にあるもので適当に。
ゲストをご招待した場合はテーブルセッティングもきちんとするのだけれど、二人だけだからお皿も普段使いのもので、いつもの食事とたいして変わりません。夫はターキーが食べられたのでホクホクしながらSちゃんの家にいる息子に料理の写真を送っていたけれど、向こうからは焼肉がジュージュー焼けている動画が送られてきて、うぅぅ...でした。
Thanksgivingは調理する人にとっては慌ただしく、少しもくつろけないのだけれど、翌日の金曜日は残り物を出しておけばいいので、何もしなくていい最高の日です。
近年は日本でもブラックフライデーが定着してきていますが、アメリカのブラックフライデーは昔よりずいぶん落ち着いたように思います。オンライン購入が増えたせいもあると思いますが。昔はブラックフライデーに人が殺到してケガ人が出たりしていましたよね。私は昔からよほど欲しいものがない限りブラックフライデーはスルーしていました。
今年は、欲しい物というより必要に迫られて、先週から一足早く始まったブラックフライデーのセールでスマートフォンを買ってしまいました。
前のスマホは5年以上も使っていたもので、もうOSはアップデートできないし、アプリも対応しないものが出てきたので、セキュリティの問題もあるからそろそろ買い替えようとしばらく前から考えていたのです。仕事の都合でAndroidとiOSの両方を持っていた方が有利なことが多く、iOSはiPadを持っているからスマホはAndroidにと決めていました。10月にPixel 7が発売になったので買うつもりでいたものの、グズグズしていたらラッキーなことにブラックフライデーで$100オフになるというじゃないですか!今買わなくて、いつ買うの、ということでポチってしまいました。
私のまわりの人はほぼ100%全員がiPhoneを使っていて、私がPixelを買うといったら、えー、なんでiPhoneじゃないの?と口をそろえて言うのだけれど、逆に私は、えー、なんでiPhoneじゃないといけないの?と訊いてみたいです。