2023年4月12日水曜日

自家製つぶ餡とうぐいす餡

 裏庭に緑が増えてきたので、外がよく見えるダイニングテーブルでノートパソコンを開いて仕事をしようとしたら、ノートパソコンの遅いこと!久しぶりに使うからアップデートしないといけないプログラムがたくさんあるのでしょうけれど、仕事はちっともはかどらず、外を眺めてはため息をつくばかり。リスが相変わらずあちこちに穴を掘っています。本当ならば今頃はリンゴの花がきれいに咲いているはずなのだけれど、一昨年の冬に大幅に剪定してしまったので、今は成長にエネルギーを費やしていて、花を咲かせないのだそうです。

 

リンゴといえば、スーパーで買ってきたリンゴを割ったら、種がぷっくりと膨らんでいて、ちょろっと根っこが出ていたのです。しばらく水に浸けておいたら種が割れて双葉になりました。それを土に植えたら少しずつ成長しています。安売りだったから買ってみたコスミック・クリスプという品種なのだけれど、リンゴの味に一家言を持つ私にはかなり残念な味でした。実がなってもパイ用かな。

 
 
先日の桜祭りの時に桜餅を作りました。今回は粒あんも手作りしました。というのは、炊飯器で粒あんを簡単に作れると知ったからなんです。実際に作ってみたら、本当に簡単でした。小豆は浸水させる必要もなく、そのまま炊飯器で炊いてしまっていいようですが、私は最初に数分間お鍋で沸騰させて渋切りをしてから炊飯器に入れました。早炊きを2回(一回目の後に少し水を足しました)してから、お砂糖(小豆の80-90%量、少し甘さ控えめ)と一つまみの塩と水を少し加えて、もう一度早炊きのスイッチを入れて30分(タイマーをかけて)でスイッチを切ります。炊飯器を開けると少し水分が多いように感じるけれど、冷めるときにかなり蒸発します。今回は試しづくりだったので小豆100gを500mlの水で炊き、2回目、3回目に足した水は適当でした。お砂糖は85g。水量は炊飯器によって違うかもしれません。
 


 そして今週はうぐいす餡を作りました。うぐいす餡は青エンドウ豆で作るのだけれど、私は青エンドウ豆の皮がすでに除去されたスプリット・ピーを使いました。これは本当に便利です。浸水の必要もなく、お鍋でも30分ぐらいで火が通ります。柔らかくなったらお砂糖を加えて、練りながら好みの堅さまで水分を飛ばすだけです。ちょっと失敗だったのは、茹で始めの水が多すぎて、水分を飛ばすのにかなり時間がかかったこと。少なめの水で茹で始めて、必要に応じて後から少しずつ足していく方がいいかもしれません。

さて、このうぐいす餡で何を作ろうか。うぐいすあんパンかな。

4 件のコメント:

  1. Jさん、りんごの種からリンゴの木に成長させて 食べるところまでしっかり頭に入ってて、ちゃんと芽がでてきているのがすごいです。
    でも確かに植物は種から始まるんだもんね、当たり前といえば当たり前だと思うけど その辛抱強く待つ工程がね、せっかちな私の頭は結びつかないのですよ。 住む地域が比較的砂漠気候みたいな場所が多いというのもあるかもしれないけど。。。
    きれいな桜餅。。。求肥の色もきれいな桜色だね~。 私もお砂糖なしで麹を使った餡子を作ろうと小豆と米麹は買ってあるのにまだ手を付けていません。全部炊飯器でできちゃうのはいいね! うぐいす餡まで作っちゃうの!? 考えたこともなかった! これだとアンパンはもちろん お餅とかお団子と一緒に食べても美味しそう。 色も春らしくて季節感たっぷりなのがいいですね~。

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    1. リンゴはね、たまたま発芽しそうな勢いだったから植えてみただけなんだけど、庭には植える場所がないからしばらくは大きめの鉢に植えておこうかなと。それで実が成ったらラッキーですね。でも種から発芽した実生の果樹は実が成るまでに何年も、何十年もかかるそうなので、パイになる頃には私はヨボヨボになっているかもしれません。
      関東風の桜餅は生地をフライパンで薄く焼くだけだから実はとっても簡単。色付けはビーツの絞汁をほんの少し加えました。
      私も麹の餡子を作ってみたいな。お砂糖を使わないで甘くなるというのがいいね。実は私、うぐいす餡のあんぱんが大好きで、こちらでは手に入らないから自分で作るしかないな、と。これも炊飯器で作ったほうが簡単かもしれません。

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  2. Jさん、度々すみません。その桜餅の記事ってフライパンで焼くの? ってことは焼き色がついてないから弱火でクレープを焼く感じなのかな? 初耳です! ビーツの色ってすごい濃いから 本当にほんの少したらすだけで こんなきれいな桜色になるんだろうね。ビーツって昔、ハンガリー人のお友達がボルシチを作ってくれた時に食べたっきりで 自分で調理をしたことがないんです。。。恥ずかしながら。Jさんはどんな風につかうのかな?

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    1. そうなの、桜餅はもち粉(白玉粉)と薄力粉の生地をクレープのように焼いたものなんですよ。そう聞くと、簡単でしょ?ビーツは独特な味だから苦手な人も多いかもしれないね。私も最初はあの微妙で中途半端な甘さが好きじゃなかったんだけど、最近は他の根菜類と一緒にローストにしたりします。あとは、生のまま小さなキューブ状にしてサラダに散らすと見た目がきれいになったりも…。以前どこかのお店で食べたブラックビーンズとスイートポテト(オレンジ色の)とビーツのベジーバーガーというのも美味しかったなぁ。うちではつい最近サラダビーツ(普通のビーツより小さくて柔らかいらしい)の種をまいて、やっと芽が出てきたところです。

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