2025年3月24日月曜日

桜、いろいろ

 

前庭の桜が咲きました。

これ、本当は枝垂れ桜なんです。本来なら枝が地面近くにまで垂れ下がって傘のようになるはずなのに、いつの間にか夫が枝を切ってしまって、毎年花が咲くころはキノコのような形になっています。この不格好な桜にはミツバチがぶんぶん群がっています。巣箱を置いたら、どんなハチミツが取れるんだろう。我が家では他にも庭の雑草のクローバーや、種取り用に残しておく菜の花や、夏の終わりには青じその花にも大量のミツバチが寄ってきます。

先日の土曜日、急に思いついて、久しぶりにいつもの植物園に行ってきました。

植物園の枝垂れ桜は、こんなに見事に咲いていました。うちの桜も本来はこうあるべきなんですが。

あ、今、気がついた! ここにもミツバチが。(見えるかな?)



そして、こちらも枝垂れ桜ですが、まだ二分咲きといったところ。これが満開になったら圧巻でしょうね。来週もう一度行ってみようかな。

ソメイヨシノはもう少し...。


こちらは桜ではないけれど、小梅。ポツポツした蕾がかわいい。梅の実が生ったらどうするんだろう。


 他にも椿や山茶花や水仙やヒヤシンスやプラムや桃やボケやツツジなどが咲いていました。特に椿は、山茶花も含めて(英語ではどちらもCamelliaだから)園内に2000本以上、1000種以上の木があるそうで、いろいろなサイズや色の椿がたくさん咲いていました。


こうしてあちこちで桜が咲き始めているのに、いつも真っ先に咲き始める裏庭(厳密にはお隣の庭)の桜が今年はほとんど咲いていません。花芽もほとんど付いていないから、これから咲くということもあり得ません。

 


昨年はこんなに見事に咲いていたんですよ。


 原因は分かっているのです。お隣さんが庭に大量の塩と除草剤を撒いたから。

この木の下に細い竹や笹が藪のように生えていて、それを駆除するために、除雪に使うような塩を庭中に撒いていたのです。さらに大量のラウンドアップ(原液)まで。ああ、なんてこと。土壌の塩害なんて元に戻るまでに10年ぐらいかかるらしいのに。たしかに竹は地下茎で広がるから駆除が難しいのはわかります。お隣の竹がフェンスの下からうちの敷地に生えてくるのも毎年のことで、私はそのたびに生えてきた竹を刈り取っていたのだけれど、ラウンドアップを撒くくらいなら、刈り取る手間も惜しくないと思っています。先日も近所の歩道を走っていたら、ラウンドアップの原液を歩道脇の芝生に撒いている人がいて、思わず車道に降りたことがありました。みんな、分かっているのかなぁ、ラウンドアップが危険だということを。夏になるとホームセンターの店頭に高々と積み上げられるラウンドアップを見て、知らないって恐ろしいことだな、と思うのです。芝生の中にタンポポが生えていたっていいじゃない、と私は思うのだけど。

それにしても心配なのは、この桜の木の下に私の枯葉コンポストがあること。野菜栽培に使うものだから、本当に心配です。

来年は、私のコンポストの栄養を吸い取ってもいいから、この桜が回復することを切に願っています。

2025年3月20日木曜日

ハーフマラソン

 


去る日曜日、地元のハーフマラソンに参加しました。

元々はフルマラソンに登録していたのですが、12月初めからフルマラソンのトレーニングを始めて最初の一カ月は月間走行距離も150kmと順調だったものの、年末にもらい風邪をひき、年が明けてからは腎盂腎炎なる病気になり、抗生物質を服用しながらシンガポール旅行にでかけ...と、1月はほとんど走れなかったので、3月までにフルマラソンを走れるようになることはないだろうと止む無くハーフマラソンに変更したのでした。

それで正解でした。変更した時点で「どうせハーフ」と高を括っていたところがあったのでしょうね。11月のハーフマラソンは調子よく楽しく走れたので、今回も大丈夫だろうと何の不安もなく走り始めました。ところが、最初から比較的ゆっくり走っていたのに、10kmを過ぎた頃から急に足が重くなり、大幅にペースを落とさなければならない破目に。完全なスタミナ不足です。ここでエナジージェルでスタミナ補給をすればよかったのかもしれないけれど、ジェルは胃がムカムカして余計につらくなることもあるので躊躇しました。10kmなんていつも普通に走っている距離なのに、ここでダウンしてしまうなんて一体何がいけなかったんだろう。それでも17kmぐらいから少し元気が戻ってきて、なんとかゴールにたどり着きましたが、納得のいかないレースでした。その日は夕方から嵐になる予定で、朝から強風が吹き、ゴールしたころには小雨が降り始めたのだけれど、フルマラソンだったらそこからまだ21kmも走らなければいけなかったのだと思うと、ハーフにしておいてよかった!

今回は散々でしたが、来年はフルマラソンを走れるように1年間頑張ろうと、モチベーションを新たにしたのでした。

来年の登録がもう始まっているのだけれど、これはまだホールド状態です。というのは、来年の東京マラソンに万が一当選したら、そちらを選ぶからです。といっても東京マラソンは超ーーーーー狭き門(いや、門どころか穴)。ちなみにNYCマラソンにも応募しましたが、余裕の落選。なんでも応募者の2-3%しか当選しなかったそうな。それでも来年また応募します。

レースの後にもらった食べ物のひとつに、パンの中にジャムとピーナッツバターが入っているものがあったのだけれど、これって似非ランチパックじゃないですか!? 私はランチパックが大好きで(特にピーナッツクリーム)、日本に帰ると必ず買ってしまいます。だから、このUncrustablesというのをちょっと期待して食べてみたのだけれど、やっぱり違う。ランチパックじゃない。同じようなものなのに、アメリカの物ってどうしてこう残念なことになってしまうのかなぁ。

 


今回のハーフマラソンでは、天気が悪かったこともあり、ほとんど写真を撮りませんでした。唯一の写真は、Finishと書かれたゲート(本物とは別)に自分のタイムを表示して写真を撮ったもので、長い行列ができていました。私はSちゃんと並んでいたのだけど、私たちの前に母娘で並んでいる人たちがいて、順番が近づいてきたら今どきの若い娘さんが私たちのほうを振り返って、「My mom is camera challenged(私のお母さんはカメラが苦手で)」といい、Sちゃんに彼女の写真を撮ってほしいとスマホを渡してきました。もちろんSちゃんは喜んで写真を撮ってあげたのだけれど、私はその女性が言った「camera challenged」という言葉に苦笑いしてしまいました。Challengedというと、なんだか「呆れるほど下手で」というニュアンスに聞こえるなぁと思ったりして。それと同時に私の娘が同じことを言う姿も目に浮かんできました。娘と旅行にでかけても、私はこれまでに何度も写真にダメ出しされています。娘も私を「camera challenged」と思っているに違いありません。どこのお家も似たようなものなのかな(笑)

2025年3月15日土曜日

春の訪れ

 


 三寒四温とはよく言ったもので、暖かい日が数日続いたかと思うと、また寒さが戻ってきて、そうしながらも植物は着実に花を咲かせて春の訪れを知らせてくれます。我が家ではまず最初に水仙とスズランの花が咲き、畑の葉物野菜が菜の花をつけ始め、モクレンの花芽が紫色に色付き始めています。


そして、花とも言えない花が咲いているのがカエデです。

例年ならばほんの1,2週間で散ってしまうカエデの花が今年は結構長く咲いていて、私はスギ花粉並みのアレルギーを発症しています。このカエデ花粉症、例年ならちょっと目がかゆいな、鼻がムズムズするな、ぐらいのものなのに、今年はもうティッシュの箱が手放せないほどです。日本にいるとスギ花粉でこんな感じなんですが、アメリカには杉はないから大丈夫だと思っていたら、年々カエデ花粉症がひどくなってきました。

先日、Xで面白い画像を見たのだけれど、著作権の問題などでここには貼れないと思うので、こちらからどうぞ

さてさて、春と言えば野球(???)日本ではMLBのLA ドジャーズとシカゴ・カブスの開幕戦で賑わっているようですね。私はもちろん...

カブス

を応援しています。なぜって、横浜ファンですから。

日本中がドジャースを応援していたって、横浜ファン(と広島ファンも?)はカブスを応援しているはず。それに、私個人としては、ドジャーズの日本人選手は大谷君も山本君も佐々木君もみんなパリーグの選手だからあまり馴染みがないというのが正直なところ。有名ではあるけれど、あまり試合を見たことがないので、なんとも言えません。カブスはというと、今永選手も鈴木選手もセリーグで試合はしょっちゅう見ていたし、今永君は目の前で投球を見たこともありますから。

そして、応援しているのは日本人選手ばかりではないのです。昨年は今永君の先発の時だけじゃなくシーズンを通して結構カブスの試合を見ていたのだけれど、PCAことピート・クロウ・アームストロング選手が いい仕事をするのです。彼はたぶん昨年マイナーリーグから上がってきたばかりなんじゃないかな。スラッガーではないけれど、いいところでヒットを打ったり、なんといっても守備がうまい。火曜日の開幕戦にもセンターで出場するみたいなので、楽しみ! ちなみに、彼のご両親はどちらもハリウッドの俳優さんなんだそうですよ。

世知辛い世の中、言いたいことはいろいろあるけれど、「いいことが言えないのなら、何も言うな(If you have anything nice to say, don't say anything at all)」という箴言もあることだから、スポーツ観戦やランニングや読書をしたり、音楽を聴いたり、花を眺めたりして、静かに暮らそうと思います。(でも、私の云いたいことをすっかり代弁してくれている日本人女性の(音楽)ブログがあって、それを読んでスカッとしているので、いいのです。こういう趣味も考えも似ている人って、どうして面識のない人ばかりなのかなぁ)

さてと、明日はハーフマラソンだ!

2025年2月26日水曜日

Snow Day!


 雪が降りました! と言っても、もう一週間も前のことでした。

先週の水曜日のお昼ごろから降り出した雪は夜半まで降り続き、翌朝には30㎝ほど積もっていました。翌日も外の気温は氷点下のままで雪はまったく融けず、たいがいの学校やお店や会社はお休みだったようです。我が家では駐車スペース(driveway) だけは雪が凍ってしまうと大変なので雪かきをしたものの、家の前の道路の雪はガチガチに凍っていて外出は無理でした。そんな状態が土曜日まで続き、その間は家に閉じこもって、本を読んだり、Netflixを観たり。こういう時にこそ家の片付けなどをすればいいのに、ね。

これは雪が降る前だったかもしれませんが、この方たちがまた庭で暴れています。庭にこんなコンクリートブロックが置いてあるのも謎ですが(いや、理由はあるんです)、陽が当たるとブロックが暖かくなるのか、リスたちはいつもここにちょこんと座っています。この日はピーナッツなんか食べたりして。

このピーナッツも謎なんです。いったいどこから来るのか…。リスたちがどこかから探してきて、うちの庭や畑やプランターや土の入った袋の中に埋めていくのだけれど、その数が半端ないのです。畑や枯葉コンポストを掘り返すとピーナッツがゴロゴロ出てきて、プランターや土袋からは毎年いくつかが発芽して、放っておくとしっかりピーナッツが収穫できます。 発芽するということは市販の殻付きローストピーナッツではないから、どこかにピーナッツが植えてあるのかとも思うのだけれど、こんな住宅街にピーナッツ畑やピーナッツ農家はないし…。謎です。

そして、このヒョロヒョロしたものは何だと思いますか?(ピーナッツではありません)これはミカン(Mandarin)の種が発芽したものです。

昨年末にミカンを食べていたら、種がたくさん入っていたのです。そこで、カッターを使って種の固い皮をはがし、湿らせたペーパータオルに包んでから密封できるプラスチック容器に入れて、工具などが入っている真っ暗なクローゼットの中に入れておきました。別の日に食べたミカンにも種が入っていたので、3つほど同じように作りました。1週間ほどして開けてみると、短い根が出ています。3つの容器のうちのひとつにはカビが生えてしまったので処分しました。 その後、私はシンガポール旅行に行き、ミカンのことをすっかり忘れていたのだけれど、ある日急に思い出して容器を開けてみると、まるで大豆のモヤシのように白くヒョロヒョロした芽が出ていたのです。3週間ぐらい放置していた結果です。

それをペットボトルを切ったカップに植えて日当たりのよい室内に置いたら、白い茎や葉が次第に緑色になってきました。まだヒョロヒョロですが。


そして、さらに一週間後、有望選手が出てきましたよ~(上部左から3番目)。

最終的にいくつ残るかはわからないし(実生のイチゴは12株中1株でした)、ここの気候ではミカンは露地植えにはできないでしょうが、鉢植えにして室内に置けばいつかはミカンが収穫できるかもしれません。実生のミカンは収穫できるまでに10年ぐらいかかるとも聞きますが。


2025年2月18日火曜日

浦安/シンガポール/横浜 横浜編

 

 

シンガポールから羽田までは夜行便で、羽田には早朝5時半ごろに到着しました。リムジンバスで横浜駅のバスターミナルに向い、そこからタクシーで山下公園に近いホテルに直行。着いたのが朝の7時台だったのに、娘のホテルの特典ですぐにチェックインできました。二人とも飛行機の中でほとんど眠れなかったから、通常通りに午後3時ごろまでチェックインできなかったら、眠いままどこかで時間をつぶさなければいけなくて相当つらかっただろうと思います。チェックインしてすぐに2時間ほど仮眠をとりました。

横浜での滞在は一泊二日。翌日の夜には羽田からそれぞれ出発することになっています。時間がないので優先順位をしぼって、まずはまっすぐ横浜駅に向かいました。ホテルの窓からは懐かしい横浜スタジアムの一角が見えて、そちらにも行ってみたかったし、もっと時間があったら数年前に住んでいた家の近くにも行ってみたかったけれど、とにかくアメリカに持って帰るものやお土産を買わなければ。根岸森林公園ではアイスチューリップがきれいに咲いているだろうなぁ、と思いながら。

横浜駅ではまずランチを。娘のおススメのお茶漬け屋さんに行きました。私はシャケと高菜のお茶漬けと鶏の和風から揚げのセットを。ごはんをお茶碗によそって、具材を載せ、テーブルに置いてある刻みのりやあられやわさび漬けをトッピングして、ポットの出汁を注ぎます。出汁がよいお味で、美味しいお茶漬けでした。から揚げも大根おろしや青じそが載っているあっさり味で美味しかった。お高いキャベツの千切りも残さず食べましたよ。娘はお肉の載った丼のようなお茶漬けを食べていました。

 ランチの後は食材や文房具や洋服などのお買い物と、デパ地下でお土産のお菓子を買い、夕方にお寿司をたべてから、みなとみらいを散歩しながらホテルに戻りました。夫の昔の職場までの道筋の一部を歩いていて、なんだか時間がフラッシュバックしたような気がしました。ずっとそこにいたような…

翌日の午前中は娘と別行動。私はお買い物も済んだのでふらりと山下公園へ。横浜の1月、2月は快晴の日が多く、歩いていると背中に当たる日差しが暖かくて、大好きな季節でした。この日も透き通るような青空。

 
 
山下公園の氷川丸。私の祖父が終戦後に南洋から帰還した船だそうです。
 
あ、そういえばホテルの近くのコンビニに、こんなものが。
 

これ、私が子供の頃によく食べていたパンです。長野のご当地パンだとは知らずに食べていました。しかし、ずいぶん小さくなったような。この倍ぐらいの大きさじゃなかったかなぁ。それとも自分が小さかったから大きく見えただけ? 牛乳パンは、四角いパンの真ん中にクリームが挟んであるだけの素朴なパンなのだけれど、とにかく大きくて安いのが最大の取り得だったと思うのです。おなかを空かせた子供たちの最大の味方でした。今の私には糖質過多かもしれませんが、懐かしかったので買ってしまいました。
 
横浜滞在はあっという間に終わってしまいました。この日の夕方にはもうアメリカに出発です。
 
ちなみに、私は昨年の四月にグリーンカードの更新申請手続きを行ったのですが、まだ新しいカードが手元に届いていません。先日サイトで確認したところでは、私のカードはあと18ヵ月もかかるそうです。それまでは連絡してはいけないとも書いてあります。申請した時点で期限切れのグリーンカードを24ヵ月延長するという手紙が届いて、それがあれば国外に旅行もできるのだけれど、航空会社のアプリにグリーンカードの情報を保存できないから、オンラインのチェックインができず、毎回、航空会社のカウンターに出向いてチェックインをしなければなりません。だから空港には少し早めに行かなければいけないし、結構面倒です。 今の新政権の入国管理のゴタゴタで、もっと延びる予感もします。やれやれ。
 
あ、でも、いいこともあって、帰りの便もなんと3席一列独り占め。 ラッキー!
 

2025年2月13日木曜日

浦安/シンガポール/横浜 シンガポール食事編

 食事もシンガポールでの楽しみのひとつです。シンガポールはアジアのメルティングポットと呼んでもよいくらい多様な民族と文化が融合していて、それは食文化にも反映しています。

 最初に泊まっていたホテルの近くにあったお店で食べたワンタン麺。タイ風ということで好みでナンプラーやチリソースを入れるとのこと。私はあっさり味が好きなので、そのまま食べました。麺に青菜が入っているとは知らず、青菜の炒め物まで注文してしまいましたが、野菜が食べたかったので二人ですっかりたいらげました。
 

 リトル・インディアでのランチは、ビリヤーニ、パラク・パニール(ほうれん草とパニールのカレー)、ゴビ・パコラ(カリフラワーのフライ)。大きなお皿の上にはバナナの葉が敷いてあり、各自お料理を取り分けて食べます。本当は手で(厳密には右手で)食べるのが正しいのでしょうが、観光客が多いこのお店ではカトラリーが最初から置かれていました。

今でこそビリヤーニは日本でも人気ですが、何年か前に日本でビリヤーニが食べられるお店を検索したら、 横浜あたりでは一軒ぐらいしかなかったように思います。こちらのインド料理店でずいぶん前にビリヤーニを食べて以来、大好きなお料理です。でも、このリトルインディアで食べたビリヤーニはもっと本格的で、付け合わせの赤タマネギのヨーグルト和えがビリヤーニの辛さにマッチして本当に美味しかった。そしてカリフラワーもフライなのにまったく重くなく、いくらでも食べられちゃいそうな美味しさでした。

こちらはどこかのフードコートで食べた、なんとか麺。マレーシアのペナン島発祥の麺というようなことがお店の看板に書いてあったのだけれど、麺の名前を失念しました。最近、歳のせいなのか、外食をすると何でもしょっぱく感じるのだけど、この麺のスープは薄味で美味しかった。

 
 そしてこちらは、鼎泰豊(ディンタイフォン)。言わずと知れた小籠包で有名な台湾発祥のお店ですが、今回、鼎泰豊に出かけたのは、有名だからではなく、思い出があるからです。
 
20年前にシンガポールを訪れたときは、オーチャード通りのホテルに泊まっていて、ある日、夫と息子がホテルのプールに行っている間に、私と娘は近くに散策に出かけたのでした。といってもオーチャード通りは日本の銀座のような場所で、ウインドウショッピングぐらいしかすることはありません。そうしてふらっと入ったショッピングセンターの中に、ガラス張りの厨房が丸見えで、調理師が餃子やシュウマイのようなものを一つ一つ手作りしている姿や蒸籠からもくもくと蒸気が上がっている様子が通路から見えるお店があったのです。平日の午後でショッピングセンターにもそのお店にも人は少なく、 ぽつぽつと座っているお客さんのテーブルには何段にも重なった蒸籠が置かれています。それを見て、ちょっと入ってみようか、ということになったのでした。
 
メニューを見て、あれもこれも食べたくなり、小籠包や蒸し餃子や雲吞や中華まんなどを注文して、$20ぐらいで二人でお腹がいっぱいになるほど飲茶を満喫しました。美味しさはもちろんだけれど、その安さにも感動しました。

その時に鼎泰豊というお店の名前は覚えたのだけれど、有名なお店だったとは露知らず。しばらくして、英字新聞だったか、英語の記事だったかで、ニューヨークでも話題のDin Tai Fungというお店のことを知ったのでした。
 
それから20年が経ち、あの時の感動をもう一度!と出かけたものの、今や鼎泰豊はありとあらゆるショッピングセンターの中にあり、どこも行列ができるほどの人気です。本当は以前行ったお店に行きたかったのだけれど、ホテルから少し遠かったので、もっと近いお店にしました。そこも待ち時間が40分。モールの中をふらふらして時間を潰し、戻ってきて通された席は隅っこの二人掛けテーブル。この混みようだから仕方がありません。いろいろ注文してもテーブルに乗りきらない!でも味は確かでした。うん、美味しかった。前回と同じくらい食べたと思うのだけれど、お会計は…4倍以上でした。とほほ。
 
今となっては、20年前の思い出をそのままにしておきたかった、と思ったりして。 

ホテルの朝食もバラエティー豊かなお料理がたくさん。卵やソーセージやパンやクロワッサン、シリアル、ヨーグルトなどのよくある欧米系の朝食に加えて、中華料理、インド料理、アラブ料理なども所狭しと並んでいます。ヌードル・バー(というのかな?)ではお好みの具材と麺の種類、スープを選ぶと、目の前でそれを調理して器に盛ってくれて、最後は好みのトッピングを自分で載せるというシステムでした。これが結構人気で、みなさん朝から麺を食べていました。数日泊ったので、今日は中華、今日はインド料理、と日替わりでいただきました。

こちらはカヤ・トースト。カヤとは、パンダンという植物の葉で風味をつけたカスタードクリームのようなものですが、牛乳ではなくココナツミルクを使っているのだと思います。そのカヤとバターを、トーストしたパンにはさんだものがカヤ・トーストです。

このトーストを、一緒についてくる半熟玉子にディップして食べるのが正しい食べ方なのだそうです。玉子にお醤油を少し垂らすので、甘さやしょっぱさやいろいろな味がします。カヤは以前娘がお土産として買ってきてくれたことがあって、トーストに塗って食べたりしたことはあったけれど、こういう食べ方があったとは知らなかったなぁ。

また、この時に飲んだミルクティーが濃厚でとっても美味しかったのです。つい先日、ミルクティーとロイヤルミルクティーの違いというのを知ったのですが、これはまさにロイヤルミルクティーでした。シンガポールにはTWGという有名なお茶屋さんがあって、そこで幾つか紅茶や烏龍茶を買ってきました。その中にミルク烏龍茶というのがあって、これはミルクが入っているわけではなく、発酵する過程で自然にミルクのような香りを発するようになるのだそうです。ちょっと面白いお茶です。

最後は海南鶏飯。海南チキン(Hainanese chicken rice)ともシンガポールチキンライスとも呼ばれる、シンガポールではホーカーセンターやフードコートなどには必ずあって大人気のお料理です。なんとワタクシ、初めて食べました。

シンガポールはあちこちにホーカーセンターと呼ばれる屋台や小店が並んだ大型フードコートのような場所があるのだけれど、注文するのをちょっと躊躇するような、衛生的にどうなのかな、というところも無きにしも非ず。地元の人たちはそういう場所で美味しそうに食べているし、実際にとても美味しそうなんです。私は胃腸は結構強い方だから余程のことがない限り大丈夫だと思うのだけれど、夫などはお腹が弱いうえに、食べる前からイメージだけでお腹が痛くなっちゃうタイプです。

今回娘が連れていってくれたホーカーセンターはなかなか小ぎれいな場所でしたが、お客さんの大半は観光客でした。観光客相手のお店というのはどうなんでしょうね。 今回食べた海南鶏飯は、ご飯にも鶏の味がよく染みていてとても美味しかったけれど、初めて食べるので他と比較しようがありません。次は地元の人たちが食べている海南鶏飯にチャレンジしてみましょうか。

2025年2月11日火曜日

浦安/シンガポール/横浜 シンガポール 観光編

 今回の旅行は、残念なことに写真があまりありません。娘がたくさん写真を撮っていたから後で写真をAirDropしてもらおうと思っていたのに、忘れてしまったのです(泣)少ない写真でシンガポールでの足取りを追っていきましょう。

まずはリトル・インディア

 
 
町全体がとてもカラフルでした。
 
 
町の中心街はインドの伝統的な衣服を扱う服飾店とゴールド・アクセサリーのお店ばかりで、辺り一面がキラキラ輝いていました。
   

かわいいプルメリアの鉢植えがありました。私はこういうものばかりに目が行ってしまいます。
 
シンガポールには大きな植物園があると聞いていたので、植物園に行こう!と娘に提案したら、あいにくの雨。そこで、屋内植物園を擁するGardens by the Bayという巨大な公園に出かけることにしました。

雨が降ったりやんだりしていて、広い公園内すべてを散策することはできなかったけれど、↑の不思議なタワーは夜になるとライトアップして、ライトショーもあるのだとか。午後の早い時間にでかけたのでライトショーは見られず、残念でした。

公園の中にはFlower DomeとCloud Forestという二つの屋内植物園があります。

Flower Dome(写真なし)は、ちょうど中国の春節が近かったことから、それにちなんだ、無数のランや南国の花を使った飾り付けが見事でした。ホールではモネの絵をプロジェクションで映した「Impressions of Monet」というのが開催されていて、Flower Domeのチケットで入場できるというので覗いてみました。 

 

こちらはCloud Forest

ガラス張りの巨大な温室の中央に人工の山があり、 まずエレベーターで上まであがって、山のまわりの通路を徒歩でぐるぐる廻って降りてくる仕組みです。Forest(森)というけれど、どちらかというとジャングルの中にいるような感じでした。




 
エレベーターに向かうまでの通路には、見事な蘭の花がたくさん飾られていました。
 
そして、別の日に訪れたのは、アラブストリート
こちらはホテルの近くだったので、お散歩がてら、ふらふらと 

 

 
 
 
ペルシャ織りの絨毯?や様々な織物が所狭しと並んでいて、あれもこれも欲しかったのだけれど、気に入ったものを少しだけ買いました。中でもトルコ風のタイルがとっても素敵でした。でも、タイルなんて重くてとても持ち帰れません。

お昼はファラフェルのラップサンドイッチをテイクアウトテイクアウェイしてホテルに戻って食べました。
この壁、全部、平面に描かれた絵なんですよ。 隅っこに本当におじさんが座っているみたい。左側で調理している人がこの絵のおじさんによく似ていて、描かれているのはご本人かお父さんかもしれませんね。 
 
そしてまた別の日は、Peranakan Museum(プラナカン博物館)へ。
この博物館の建物もコロニアル風で趣があり、その周りの建物も古風だけれどお洒落な感じでした(また、写真がない)
 
ちょうどこの日はバティック染めの特別展示が開催されていました。バティック染めというと、シンガポール航空のフライトアテンダントの制服が有名ですね。この展示では三世代の作家たちのバティック染めの移り変わりをテーマに、繊細に描かれた数々のデザインが展示されていました。 


体験コーナー。これを見て娘は、「こういうおもちゃが家にあったよね」と。
ぷぷぷ。それ、私のおもちゃだったのよ。何かというと、キャンディ・キャンディのミスマンガ家という、光る台の上でキャンディ・キャンディの絵を写し絵するというもの。まさにこれ↓ どこにいっちゃったのかな、あれ。
 

とまぁ、観光はこんなところでしょうか。写真がないのが残念です。
 
観光じゃないけど、↓はホテルの廊下
娘は開口一番、Redrum, redrum...