2025年3月20日木曜日

ハーフマラソン

 


去る日曜日、地元のハーフマラソンに参加しました。

元々はフルマラソンに登録していたのですが、12月初めからフルマラソンのトレーニングを始めて最初の一カ月は月間走行距離も150kmと順調だったものの、年末にもらい風邪をひき、年が明けてからは腎盂腎炎なる病気になり、抗生物質を服用しながらシンガポール旅行にでかけ...と、1月はほとんど走れなかったので、3月までにフルマラソンを走れるようになることはないだろうと止む無くハーフマラソンに変更したのでした。

それで正解でした。変更した時点で「どうせハーフ」と高を括っていたところがあったのでしょうね。11月のハーフマラソンは調子よく楽しく走れたので、今回も大丈夫だろうと何の不安もなく走り始めました。ところが、最初から比較的ゆっくり走っていたのに、10kmを過ぎた頃から急に足が重くなり、大幅にペースを落とさなければならない破目に。完全なスタミナ不足です。ここでエナジージェルでスタミナ補給をすればよかったのかもしれないけれど、ジェルは胃がムカムカして余計につらくなることもあるので躊躇しました。10kmなんていつも普通に走っている距離なのに、ここでダウンしてしまうなんて一体何がいけなかったんだろう。それでも17kmぐらいから少し元気が戻ってきて、なんとかゴールにたどり着きましたが、納得のいかないレースでした。その日は夕方から嵐になる予定で、朝から強風が吹き、ゴールしたころには小雨が降り始めたのだけれど、フルマラソンだったらそこからまだ21kmも走らなければいけなかったのだと思うと、ハーフにしておいてよかった!

今回は散々でしたが、来年はフルマラソンを走れるように1年間頑張ろうと、モチベーションを新たにしたのでした。

来年の登録がもう始まっているのだけれど、これはまだホールド状態です。というのは、来年の東京マラソンに万が一当選したら、そちらを選ぶからです。といっても東京マラソンは超ーーーーー狭き門(いや、門どころか穴)。ちなみにNYCマラソンにも応募しましたが、余裕の落選。なんでも応募者の2-3%しか当選しなかったそうな。それでも来年また応募します。

レースの後にもらった食べ物のひとつに、パンの中にジャムとピーナッツバターが入っているものがあったのだけれど、これって似非ランチパックじゃないですか!? 私はランチパックが大好きで(特にピーナッツクリーム)、日本に帰ると必ず買ってしまいます。だから、このUncrustablesというのをちょっと期待して食べてみたのだけれど、やっぱり違う。ランチパックじゃない。同じようなものなのに、アメリカの物ってどうしてこう残念なことになってしまうのかなぁ。

 


今回のハーフマラソンでは、天気が悪かったこともあり、ほとんど写真を撮りませんでした。唯一の写真は、Finishと書かれたゲート(本物とは別)に自分のタイムを表示して写真を撮ったもので、長い行列ができていました。私はSちゃんと並んでいたのだけど、私たちの前に母娘で並んでいる人たちがいて、順番が近づいてきたら今どきの若い娘さんが私たちのほうを振り返って、「My mom is camera challenged(私のお母さんはカメラが苦手で)」といい、Sちゃんに彼女の写真を撮ってほしいとスマホを渡してきました。もちろんSちゃんは喜んで写真を撮ってあげたのだけれど、私はその女性が言った「camera challenged」という言葉に苦笑いしてしまいました。Challengedというと、なんだか「呆れるほど下手で」というニュアンスに聞こえるなぁと思ったりして。それと同時に私の娘が同じことを言う姿も目に浮かんできました。娘と旅行にでかけても、私はこれまでに何度も写真にダメ出しされています。娘も私を「camera challenged」と思っているに違いありません。どこのお家も似たようなものなのかな(笑)

2 件のコメント:

  1. Jさん、お疲れ様ね。
    腎盂腎炎にかかったのに海外旅行に行ったり、マラソン走ったり。。。驚きのタフさだよ~。 それでブログのお休みがあったんだね。
    ハーフでも挑戦しようとしたことも 完走したのは本当にすごいことだと思う。 メダルの数もどんどん増えてるね。
    東京マラソン、当選するといいねえ。 東京マラソンって今頃の時期じゃなかったっけ? 日本は大学対抗の箱根駅伝とかもすごい人気だよね。 うちの両親もいつもマラソンとかテレビに食いついてみていたりするよ。
    ずいぶん前の日曜劇場、“陸王”っていうドラマを今になってNetflixで観てるんだけど 長距離走るのってかかとを使うんじゃなくて足の裏全体をつかうとケガが少なくて持続性もあるらしくて だからこそかかとの部分が厚いのよりも足袋みたいなのが理想的だって聞いてなんだか目からウロコだったよ。 考えてみると人力車とかって足袋履いてるイメージだよね。

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    1. 腎盂腎炎は、旅行に出かけるころには症状は治まっていたんだけど、抗生物質って10日ぐらい飲み続けないといけないのよね。1月にきちんと走れなかったのが今回の失敗につながりました。来年はどこで走るかわからないけれど、きちんと準備しないとね。それが万が一東京マラソンだったりしたら、後悔したくないもの。
      東京マラソンは毎年2月の終わりから3月初めのどこかの日曜日ですね。沖縄でもその頃にマラソンがあるよね。東京マラソンもニューヨークも本当に当たらない!世の中にそんなにマラソンをする人がいるんですか?と思うほど。チャリティーで走るという手もあるんだけど、ただでさえ高い参加費(NYは$315)の何倍もチャリティーに払うなんて、一般人の私にはそんな余裕はありません。他にもマラソンはあるしね。
      「陸王」って聞いたことあるけど、陸上競技のドラマだったんだね。そうなの、マラソンはかかとで着地しちゃいけないそうです。着地地点も身体の前じゃなくて真下がいいフォームなんだって。昔は裸足の感覚に近い、底の薄いシューズが流行っていた記憶があるけど、最近は3時間を切るようなランナーはカーボンプレート入りの厚底シューズが主流ですね。でも昔の飛脚なんかは地下足袋で走っていたよね、きっと。

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