2025年2月26日水曜日

Snow Day!


 雪が降りました! と言っても、もう一週間も前のことでした。

先週の水曜日のお昼ごろから降り出した雪は夜半まで降り続き、翌朝には30㎝ほど積もっていました。翌日も外の気温は氷点下のままで雪はまったく融けず、たいがいの学校やお店や会社はお休みだったようです。我が家では駐車スペース(driveway) だけは雪が凍ってしまうと大変なので雪かきをしたものの、家の前の道路の雪はガチガチに凍っていて外出は無理でした。そんな状態が土曜日まで続き、その間は家に閉じこもって、本を読んだり、Netflixを観たり。こういう時にこそ家の片付けなどをすればいいのに、ね。

これは雪が降る前だったかもしれませんが、この方たちがまた庭で暴れています。庭にこんなコンクリートブロックが置いてあるのも謎ですが(いや、理由はあるんです)、陽が当たるとブロックが暖かくなるのか、リスたちはいつもここにちょこんと座っています。この日はピーナッツなんか食べたりして。

このピーナッツも謎なんです。いったいどこから来るのか…。リスたちがどこかから探してきて、うちの庭や畑やプランターや土の入った袋の中に埋めていくのだけれど、その数が半端ないのです。畑や枯葉コンポストを掘り返すとピーナッツがゴロゴロ出てきて、プランターや土袋からは毎年いくつかが発芽して、放っておくとしっかりピーナッツが収穫できます。 発芽するということは市販の殻付きローストピーナッツではないから、どこかにピーナッツが植えてあるのかとも思うのだけれど、こんな住宅街にピーナッツ畑やピーナッツ農家はないし…。謎です。

そして、このヒョロヒョロしたものは何だと思いますか?(ピーナッツではありません)これはミカン(Mandarin)の種が発芽したものです。

昨年末にミカンを食べていたら、種がたくさん入っていたのです。そこで、カッターを使って種の固い皮をはがし、湿らせたペーパータオルに包んでから密封できるプラスチック容器に入れて、工具などが入っている真っ暗なクローゼットの中に入れておきました。別の日に食べたミカンにも種が入っていたので、3つほど同じように作りました。1週間ほどして開けてみると、短い根が出ています。3つの容器のうちのひとつにはカビが生えてしまったので処分しました。 その後、私はシンガポール旅行に行き、ミカンのことをすっかり忘れていたのだけれど、ある日急に思い出して容器を開けてみると、まるで大豆のモヤシのように白くヒョロヒョロした芽が出ていたのです。3週間ぐらい放置していた結果です。

それをペットボトルを切ったカップに植えて日当たりのよい室内に置いたら、白い茎や葉が次第に緑色になってきました。まだヒョロヒョロですが。


そして、さらに一週間後、有望選手が出てきましたよ~(上部左から3番目)。

最終的にいくつ残るかはわからないし(実生のイチゴは12株中1株でした)、ここの気候ではミカンは露地植えにはできないでしょうが、鉢植えにして室内に置けばいつかはミカンが収穫できるかもしれません。実生のミカンは収穫できるまでに10年ぐらいかかるとも聞きますが。


2 件のコメント:

  1. Jさん、
    もうこの雪も解けちゃったかな?
    さすがJさん、ミカンの種をこんなに芽をださせちゃった! すごいな。
    でも発芽するまで太陽の下ではなくて真っ暗な場所に入れておくんだね。 これは今まで知らなかった!!  でも考えてみると種を植えるのも土の中だもんね。
    こうやって新芽を見ると春だなあ、って思うね。 この苗がちゃんと大きく育ってたわわにミカンが育つと嬉しいね。

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    1. 雪はもうすっかり融けて、外は春めいてきました。庭では水仙が咲き始め、ウサギの姿も見かけるようになりました。
      もうね、種を見ると、なんでも発芽させたくなっちゃうのです。昨年は梅やネクタリンや杏なども挑戦したんだけど、堅い種は難しい~。発芽しても実がなるまでに長ーい年月がかかるというし、種から育てたものは親と同じく味のいいものができるとは限らないらしいから、このミカンもどうなることやら。でも、芽が出たり、葉が出たりという過程を見守るのが楽しかったりするのよね。同じような人もいるもので、この間、アボカドとパッションフルーツの実生の苗をいただきました。

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