2025年2月4日火曜日

浦安/シンガポール/横浜 浦安編

 

112日から22日までの10日間、日本とシンガポールに旅行に行ってきました。

うちの娘は毎年、自分の誕生日のあたりに旅行に出かけることにしていて、昨年のメキシコシティーに引き続き、今年も私が同行させてもらえることになりました。彼氏のH君はスイスでのマラソンで有給休暇を使い果たしてしまったそうで、今回は残念ながらお留守番でした。

今回の旅行先は日本経由のシンガポール。娘は昔からシンガポールが大好きで、今回は6度目の訪問だそうです。せっかくそちらのほうに行くのだから、日本にも寄っていきましょうということになり、日本に3泊、シンガポール5泊、機内1泊、日本1泊という予定をたてました。ハワイから来る娘とは羽田空港で落ち合うことに。

ところが、いざ出発の日、降雪で私のフライトがキャンセルになってしまったのです。最寄り空港の午前中の便はすべて欠航のため、メジャーな空港のどの日本行きの便にも当日は乗り継ぎができないとのこと。ふぅぅ、なんてこと。

 

仕方がないので、その旨を娘に連絡して、翌日の便で向かうことにしました。ラッキーなことに、日本行きの便では3席の座席一列独り占め。10数時間のフライトで、これはかなり嬉しい。

日本滞在はなぜか浦安です。娘のホテルの特典か何かで部屋のアップグレードができることと、空港からホテルまでリムジンバスで移動できるということが理由のようです。浦安といえば東京ディズニーランドですが、実際に私たちの泊まったホテルにもいわゆるインバウンドのカップルや家族連れの宿泊客が多く見られました。

 


私は浦安と聞くと、槇村さとるの「半熟革命」というマンガを思い出してしまうなぁ。昭和のちょうどバブル期の頃のマンガです。東京に憧れて原宿あたりのファッション系専門学校に通うことになったハナちゃんは、浦安を東京だと思い込み、大きな一軒家を格安な家賃で借りるのだけれど、外国に住んでいるはずの大家さんが何かの手違いで戻ってきてしまい、同居する破目に。ハナちゃんは浦安が東京でないことを嘆き、和食と浦安をこよなく愛する大家のジロさんをダサいと軽蔑するのでした。でも実際、ジロさんはハナちゃんの憧れを想像以上に超えたスゴい人だったのです。そしてハナちゃんの心も次第に変わっていくというお話です。ハナちゃんが想いを寄せるカズオ君はイアン・マッカロクがモデルかな。そういう時代でしたね。

今回私たちが泊まったホテルは新浦安地区というところにあって、新しいマンションやホテルが立ち並び、道も広くきれいで、新しい街というイメージでした。昼間も人が少なく、閑散とした感じでした。「半熟革命」の舞台の猫実町というところにも行ってみたかったけれど、今回はフライトがキャンセルになって1日削られてしまったこともあり、叶いませんでした。娘は1日目はニューヨークの友達が表参道で開いていた家具の展示会に行ったそうです。

翌日はホテルで朝食を済ませて(私は和食ばかりをいただきました、白米が美味しかった~)から「ららぽーと」というショッピング・モールへ。あれもこれもお買い物をしたかったのだけれど、翌日のシンガポール便にはスーツケース1個しか預けられないことになっていたので、ここでお買い物をしてしまうと、シンガポールでは何も買えなくなってしまいます。ここは見るだけにして、最終日に買うものをチェックしました。ブックオフに買いたい本がたくさんあったのだけれど、本なんて重くてとても買えません、泣。「ららぽーと」はちょっとアメリカのモールみたいな造りでした。この日は平日だったからなのか、アメリカのようにモール文化は衰退しているのか、人はまばらでした。

お昼はモール内の大戸屋で食事を。娘はアジフライ定食(シブい)を、私はお豆腐のサラダのような定食をいただきました。二人でお腹いっぱいに食べて2000円ちょっとくらいでしたが、後でカードの明細を見てこれまたびっくり!なんと2人分、$13ぐらい。円安のおかげですが、アメリカではアジフライ定食だけでも13ドルではとても食べられません。アメリカ人向けの不思議な巻き寿司(裏巻きでマヨネーズや辛いソースやウナギのたれが大量にかかったシロモノ)1本が13ドル以上しますから。今後アボカドに関税がかかると、もっと高くなるでしょうね(あんなものが、という比較対象であって、私は食べませんが)

翌日はもうシンガポールへ出発です。

搭乗ゲートの壁には、今永くんが。


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100万年ぶりくらいに全日空便に乗りましたが、機内食が天丼だったのには感動しました。もう100万年もアメリカ系航空会社の便にしか乗っていなくて、その機内食にはがっかりさせられることばかりなので。

そうして無事にシンガポールに到着しました。つづく(本当に?)


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