2022年9月6日火曜日

サツマイモの花

 気が付けば、もう9月...

アメリカは9月の第一月曜日がLabor Dayという祝日で、非公式にこの日が夏の終わりと見なされています。学校の夏休みが終わるのは州や行政区によってさまざまですが、私の住む地域では昔からこのLabor Dayの翌日に学校が始まります。今朝、いつも通りに近所を走っていたら、数カ月ぶりに黄色いスクールバスを何台も見かけて、あー、夏も終わったと実感しました。

夏の終わりと言えば、我が家の菜園もそろそろ夏野菜は終わりです。今年はトマトが不作でほとんど収穫できなかったので早くに抜いてしまいました。キュウリは一時は一日に5,6本も採れることがあったのに、急に元気がなくなってあっという間に枯れてしまいました。今年は病気や害虫除けに効果のあるコンパニオンプランツを意識して植えたのに、何がいけなかったんだろう。

豊作だったのはオクラとシシトウと花ニラ。青じそは例年の如くジャングルになっています。これももう花芽が出てきたので、種になる前に葉を摘み取って塩漬けにします。青じそジャングルの中にはこんなの(↓)もいて、オソロシイ...


今年は初めて栽培する、モロヘイヤ、ミニゴボウ、小粒黒豆(黒千石)、サツマイモにも挑戦しました。

ミニゴボウはミニと言っても50㎝ぐらいの長さになるそうで、地植えではそこまで深く掘れないだろうし、深いプランターや鉢もないので、市販の土の袋に腐葉土や肥料や石灰を混ぜた栽培土を入れたところに種をまきました。根の直径が1-2㎝になったら収穫できるそうなので、もうすぐです。ゴボウはなかなか売っていないから、きちんと育っているといいな。

小粒黒豆は、納豆用の小粒大豆を探していたときにアマゾンで見つけて買ってみたものの幾つかを種として蒔いてみたら、5割ぐらいが発芽しました。栽培が難しい貴重な品種と書いてあったので、種として売っていたものじゃないし、育たなくても仕方ないかと思いながら様子を見ていたら、紫色の小さなかわいらしい花がたくさん咲いて、 びっしりとサヤがつきました。ところがここにきて、ウサギに葉っぱをかじられてしまった株が、光合成ができなくなったからなのか、サヤが黒く変色してしまったのです。サヤの中身は一応黒豆になってはいるけれど、元気な株のサヤはまだ青々としているから、枯れているのかもしれません。またしても、ウサギ...


 

サツマイモも、スーパーでJapanese Sweet Potatoとして売られていたサツマイモを長らく放置していたら芽が出てきてしまったので、その芽を水耕栽培して根を出させたものを植えました。本命の2株は袋栽培で、残りの短い苗は菜園の空いてあいた場所に植えたのだけれど、本命はちっとも成長していないのに、菜園に植えたものは箱の外にまでツルを伸ばして、なんと花まで咲いてしまいました。

 

サツマイモの花が咲くのは、いくつかの条件に一致しない限り見られない珍しい現象なのだそうです。日照時間が短くなってもまだ気温が高い場合や何者かにお芋をかじられてしまった場合がそれに相当するそうで、今年は9月に入っても毎日30℃以上の気温が続いているから前者も当てはまるのだけれど、なんだか後者じゃないかという漠然とした不安もあります。葉やツルばかりが伸びるツルボケ気味でもあるから、お芋が成長していないのかも...

あー、野菜作りは難しいし、奥が深い。スーパーで売られているきれいな野菜ができるまでに、いったいどれだけの苦労があるのかと思うと、農業に携わる方々に感謝せずにはいられませんね。

次は秋冬野菜です。

3 件のコメント:

  1. 凄いね〜。さつまいも、できたら嬉しいね。私も農家の方の苦労を考えると 大事にありがたくいただかないといけないなって思う今日この頃です。Jさん、紫蘇も羨ましいー! これは種から植えたの? それともどこかで苗を買って? ここでもちょっと涼しくなったら出来るかなあ。。。なんて。

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  2. ごめんなさい、上のコメント、ziggyでした。

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    1. さつまいもはドキドキです。どうなることやら...
      シソはずいぶん前にネットで種を買って植えたものから種がこぼれて、毎年同じように生えてきます。春先にかなり抜いたんだけど。バジルは屋内で栽培できるみたいだから、同類のシソも家の中で育てられるかもしれないね。あるととても便利。

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