2022年8月2日火曜日

可愛さ余って...

 

春先に植えたスイスチャードがようやく収穫できるようになりました。

路地植えにすると蕗やルバーブのように大きくなるスイスチャードも、コンテナ栽培で密集して生えているからかベビーリーフ程度にしか育ちません。でも、そのほうが柔らかくて、調理もしやすいからいいのです。葉物野菜の少ない夏にはとても便利な野菜です。虫もほとんどつきません。

それにしても、この完全防備はいったい何なのでしょうか。

リス対策です!

我が家の庭には数匹のリスがいて、いつも庭中を駆け回っているのだけれど、とにかく土が大好きで、小さな鉢でさえ土を掘り返してしまうのです。このプランターに種まきをしたときは、そんなこともあろうかと思って、ネットをかけておきました。

ある日、家の中から庭を眺めていると、リスがウッドデッキに上がってきて、ソロソロとプランターに近づいてきました。口にはピーナッツをくわえています。

あ、まずい…と思った瞬間、リスはプランターの縁に飛び乗り、ネットの網目をくぐって中に入り、土を掘り返し始めました。私が慌ててガラスドアを開けてデッキに飛び出したら、リスは驚いて、また網目をくぐって逃げていきましたが、大切なピーナッツをプランターの中に落としていってしまいました。

ネットが効かないとなると…と考えて、去年、息子がブドウの木の近くに置いていたフクロウの案山子(?)をプランターに取り付けてみました。ピーナッツは木の茂みの方に投げておきました。どうやらそれに気づかなかったリスは、私が家の中に入ってしまうと、大胆にもピーナッツを奪回するつもりでまたプランターに近づいてきました。ウッドデッキに上がろうと前足をかけた瞬間、フクロウが視界に入ったのか、しばらくフリーズしていましたが、私がガラスドアをドンドンと強く叩いてドアを開けると、逃げていきました。その後、リス対策には使い捨てフォークを逆さまに刺しておくといいとどこかで読んで、あちこちにフォークを刺しています。

リスたちはありとあらゆる場所にピーナッツを埋めていて、枯れ葉のコンポストや菜園の土を掘り返すと、ピーナッツがたくさん埋まっています。一体どこからピーナッツを持ってくるのか、本当に謎です。

冬の間に、土が入ったままのプランターや鉢を庭の隅に置いておいたら、春になって雑草が生えて...と思いきや、なんとピーナッツが発芽したものでした。もちろんリスたちが埋めたピーナッツです。そこで、少し大きな鉢に植え替えて、育ててみることにしました。今はこんな(↓)感じです。

 

庭にいるのはリスだけではありません。

こんなのや、


こんなの(これは春先)もいます。


先日、待ちに待ったトマトがようやく赤くなってきて、今日は収穫できるかな...と朝早く見に行ってみると、あー、なんと無残な...


この歯型、ウサギかな、リスかな。たぶん、ウサギです。

可愛さ余って、なんとやら。とほほ。

2 件のコメント:

  1. おかえりなさい。。。でいいのかな? Jさん細々と長々と続いてるね。私なんて もう何年もほっぽらかしてしまって、キルトや編み物と一緒で腰が重くなって 途中で手付かず状態です。 家庭農園は本当 動物との戦いですよね。どっちが先か!! それにしてもピーナツがこんなに勝手に育つとは。。。収穫できる日が来るのかな?それともリス達に持っていかれるのかな? 

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    1. Ziggyさん、こちらにも来てくれてありがとう!前のブログサイトが本当に見られなくなってしまったから、ここのリンクは見てもらえなかったかもしれないと思ってました。このブログもいつまで続けられるかわからないけれど、前のブログを保存していた時に、すっかり忘れていたことが書いてあるのを見て、できる範囲で日々の出来事を書き残しておこうと思ったの。不定期更新だけど、ときどき覗いてみてね。
      ピーナッツは栽培したことがないから、どうなるか楽しみ。収穫できたら、茹でピーナッツにしてみたいな。

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