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2025年9月22日月曜日

抽選発表!


9月と言えば、東京マラソンの一般抽選発表!…となるのは、ランナーだけでしょうが、その抽選発表が先週の金曜日にありました。

東京マラソンは今ではワールドマラソンメジャーズ(World Marathon Majors)という世界7大大会のひとつで、海外からの参加者も多く、一般抽選の当選確率の低さは7大大会中で12位を競うという、もうスタートラインに立つこと自体が奇跡みたいなマラソンです。エリート選手を除く市民ランナーで自動確定になるのは、チャリティーにまとまった金額を寄付するチャリティーランナーと海外からのパッケージツアー購入者のみ(たぶん)。寄付もツアーも相当な金額です。まぁ、出場権を高額で買うということですね。その他の市民ランナーは応募者数が定員を超えた時点で抽選になるのだけれど、それにも段階があって、まず年会費を払ってOne Tokyo Global)の会員になると、会員枠の優先抽選会があり、それに外れた人は一般抽選枠での二次抽選に降りてきます。その他には都民枠の抽選があって、これは東京都民だけの優先抽選会で、ここで外れてしまった人も自動的に一般抽選に降りてきます。そして最後が、会員でも都民でもない私のような人の唯一のチャンスである一般抽選になります。

これが、当たらないんだなぁ。私は今回で4回目の挑戦だと思うのだけれど(うろ覚え)、10回以上落選とか10年連続落選という強者もいるほどで、私の過去の落選回数なんてまだまだかわいいものですよ。そんなわけで、今年もダメ元で応募してみたのでした。

今年はニューヨークシティー・マラソンも落選だったし、ランニングアプリ「Strava」が開催するNYCのヴァーチャルマラソンの抽選(これに当選すると来年のNYC 出場権が確定するのです)もダメだったし、マラソンの抽選運はゼロに等しい。娘の彼氏のH君は去年のStravaのヴァーチャルの抽選に当選して(私は落選)、今年11月のNYCマラソンを走るのです。私が東京マラソンに応募したと言うと、「じゃぁ、僕も応募しようかな。でも僕だけが当選しちゃう予感がするな」と落選続きの私を揶揄するのでした。どちらにしてもH君は4月にボストンを走る予定だから東京を走るつもりはなかったんだけど。それ以前に当選しないって。

ある日、どこかで星占いを見ていたら、今週はくじ運がいいから宝くじなどを購入するとよいかも…というようなことが書いてあって、あれれー、まさか東京マラソン当選しちゃうのかな、と一瞬ウキウキしたのだけれど、抽選日はその次の週でくじ運のいい期間内ではなかったのでした。なーんだ。

昨年の抽選発表の日はちょうど日本にいて、結果のメールはいつ来るんだろうと何度もメールをチェックしたものでした。X(旧ツイッター)では当選したとか落選したとか投稿している人がたくさんいるのに、私にはちっともメールが来なくてずいぶんヤキモキしながら待っていたことを覚えています。午後になってようやくメールが届くと、今度はメールを開くのが恐ろしくなって、しばらく放置していたような。でも結果はメールじゃなくて、大会公式ページにログインしなきゃいけなかったのでした。そしたらやはり落選で、予測はしていたけど、かなりがっかりしました。どこかに「もしかしたら」という希望が残っていたんでしょうね。

今年はアメリカにいるので、発表はこちらの時間では真夜中です。朝起きたらメールが来ているんだろうなぁ、ぐらいの感じで寝てしまい、実際に朝起きたらスマホの画面にメールのお知らせが表示されていました。すぐに開こうかとも思ったのだけれど、まぁ、ちょっとコーヒーを淹れてから、他のメールをチェックしてから、と愚図愚図して、少し頭が働くようになってから開きました。というのも、結果はほぼ分かっているから、朝からがっかりするのはイヤだなぁと思って後回しにしていたのです。

でも、そろそろランニングに行かなきゃいけない時間だったので、意を決してメールを開き、大会公式サイトにログインしました。海外から応募する人は日本人であっても英語のサイトから応募しなければいけないので、結果のページも英語です。まず表のようなものが表れて、英語がずらっと並んでいて、一瞬どこに結果が書いてあるのかわからず、しばらく字面を眺めていました。まだ少し寝ぼけています。少し下に行くと、赤い文字で

Selected

と書いてあります。え?え?え?どういうこと?

We have received applications exceeding the field size, and after a rigorous drawing you are Selected.

と。

二度見ならぬ、十度見、いや百度見ぐらいしたけど、これは「当選」だよね。

えー?えー?えー?ホントに?ひゃー

まだ朝の6時台だったので夫はまだ寝ていて、起こしてこの一大ニュースを伝えるべきかと迷ったのだけれど、いや、まだ誰もこの事実を知らないこの時間を独り占めしよう、と外に走りに出かけたのでした。なんと楽しいランニングだったことか。一番最初に伝えたかった娘とH君はハワイ時間の真夜中だったから、当選結果のページをスクリーンショットして無言で送っておきました。二人とも驚いていました。週末に二人と話したら、H君は「僕が使ってるエナジージェルを送るから、ジェルの練習(ジェルにお腹を慣らすこと)して」といい、娘は「新宿のホテルを予約しようか」と、二人ともすでに私のコーチとマネージャーになっています。

東京マラソンのスタートラインに立つチャンスがやってきました。しかし、一生分の運を使い果たした気もします。あとは、ケガをしないこと。


 

 

2025年8月29日金曜日

夏の畑を振り返る

あれよあれよという間に、夏も終わりが近づいてきました。気温だけを見ると、こちらはもうすっかり秋のような気候です。昨日、今日の朝の気温は16℃ほどで、外に出ると肌寒さを感じるほどでした。

日本は今年も猛暑とのこと。昨年9月に日本に帰ったときも、連日35℃くらいの暑さでしたが、この夏も相当暑いそうですね。ちなみに、今、夫が日本に行っています。毎年恒例の野球三昧プライベート旅行ですが、連日の猛暑で参っているかと思いきや、楽しすぎて暑気も吹っ飛んでしまっているようです。帰りはハワイ経由で娘の所に数日滞在してからこちらに帰って来る予定です。

さてさて、夏の畑もそろそろお終いです。今年収穫した野菜の写真を載せておきましょう。

今年は種を購入して、 ピーマンと加茂ナスと千両ナス(たぶん)を栽培しました。

最初に採れた加茂ナス。写真では小さく見えるけれど、直径9㎝ほどの大きさです。私の実家の近くは丸ナスが主流で、子供の頃はほとんど丸ナスしか食べたことがなかったので、懐かしさもあって、種類は違うけれど丸い加茂ナスの種を買ってみました。丸ナスと言えば、昨年、米ナスのブラック・ビューティーという丸ナスを植えてみたのだけれど、皮が堅くて大味で残念な結果となりました。

さて、高級食材の加茂ナス。確かに柔らかくて甘さもあり、上品なお味でした。しかし、栽培するにはちとデリケートすぎて、葉が触れただけで表面に傷がついてしまったりするのです。家で消費する分には見た目は関係ないし、傷がついたナスは傷を修復しようとする分、栄養価が高くなるともいうので、まあいいか。

こちらは千両ナス。Money makerという名前だったけれど、説明文に日本で最も一般的に栽培されている品種というようなことが書かれていたので、たぶん千両ナスでしょう。これも採りたてだから甘味があって、焼いて生姜醤油で食べたり、冷やしナス(蒸して冷やしてスライスしただけ)にして辛子醤油で食べたり、味噌炒めにしたり、焼き浸しにしたり、ナスのパルミジャーナにしたり、と大活躍しました。

 そして今年いちばん嬉しかった野菜がこのピーマン!こちらではこの日本のピーマンが手に入らないのですよ。ピーマンを使う料理はだいたいパプリカの緑版で代用するのだけれど、肉厚すぎてピーマンのシャキシャキ感がないのが残念なんですよね。風味も少し違います。だから、ピーマンが採れて本当に嬉しいのです。日本の市販の物より少し小ぶりだけれど、味は濃厚で、これもまた甘い!このまま幾つかを真っ赤に熟させて来年用の種を取りたい、のだけれど、F1(交配)種だから来年も同じものが育つとは限らず、近くのプランターに一株だけシシトウがあるのも不安要素です。(シシトウとピーマンの交雑種になっちゃうかも)



 今年はカボチャも栽培してみました。これは実がついてすぐの頃で、ウリ科の野菜に寄生するガの幼虫を防ぐために$1ストアで買ったカゴをかぶせています。今はこのカゴいっぱいぐらいの大きさになっています。茎の付け根がコルク状になったら収穫できるそうです。これは袋栽培なので、ツルが庭の草の上に伸びている状態です。



 今年はゴーヤを日当たりのいい場所で栽培したので、去年より元気に育ちました。このゴーヤはこの辺りのお店では売っていないらしく、貴重なゴーヤなんだそうですよ。うちではゴーヤは私しか食べないから一本もあれば十分なので、同時にいくつも採れた時には私よりゴーヤを堪能できる沖縄の方に差し上げています。

キュウリは今年は先ほどのガの幼虫にやられて、少ししか穫れませんでした。


ミニトマトもたくさん採れたのだけれど、後半はLeaffooted bug(検索しても日本語で出てこないから日本にはいないのかも)という果汁を吸い取る害虫が出没して、もうお手上げ。採れたものだけ、少し前に購入したフードドライヤーで乾燥させてドライトマトにしました。生食ではそれほど甘味を感じなかったものも、乾燥させたら甘味が増えて、このままポリポリ食べても美味しい!保存も利くので、いろんなお料理に使えそう。
 

5月のブドウ

6月のブドウ

 
7月末のブドウ
 
8月のブドウ

 
この量が3回ぐらい採れました。あー、香りをお届けできないのが残念。あちこちにお裾分けしたら、わぁー、日本のブドウの味と香りだぁ、と大変喜んでいただけました。アメリカ原産のブドウなんですけどね。去年は9月に入ってからもまだ完熟せずに、日本に出かけるまでに間に合わず、まだ色が少し薄い状態で収穫してしまったのだけれど、今年は8月初めに最初のブドウが収穫できました。気候の違いだったのでしょうか!?
 
さーて、最後は今年のメインイベント、スイカです。初めての栽培なので、栽培方法をあれこれ検索して、どうにか収穫に漕ぎつけました。
 
 スイカの実を発見!やった!
 
スイカはカラスに狙われると読んだので、ケージを作りました。
 
着果から約50日。直近の巻きひげと葉っぱが枯れるのを待って、いざ収穫。写真では大きさがわからないけれど、バレーボールほどの大きさです。翌日に友達が遊びに来ることになっていたので、その時に切って一緒に食べようと思ったのだけれど、いや、待てよ、切って中が赤くなかったら? 友達と二人で泣くしかないので、やはり先に切ってみることにしました。すると…

赤い!やったー!冷蔵庫で冷やして、翌日いただきました。甘い!美味しい!

家庭菜園は手間ひまがかかるし、虫や鳥や動物たちとの闘いばかりだけれど、この瞬間があるから続けられるんですよねー。 

ちなみに、このスイカは数年前に日本で食べた戴き物の高級スイカの種を発芽させたものです。おそらくF1種なので、これはF2スイカだと思います。だから小さいのか、袋栽培だから小さいのか? でも味は、こちらのスイカよりずっと美味しかった。甘さというより、風味が違う気がします。来年はこのスイカの種(F3)で作ってみようかな。

2025年6月15日日曜日

アジサイと長芋と父の日の料理

  

庭のアジサイが満開になりました。

今年の花はいつになく青いような… そういう品種なのか、土が酸性に傾いているのか。 

このところずっと雨の日が続いていて、日本の梅雨のようなお天気です。それが幸いしたのか、例年はほとんど咲かない裏庭のガクアジサイが大きな花を咲かせました。



アジサイは日本原産の植物だから、やはり梅雨のような気候が合っているのでしょうね。皮肉なことに、このアジサイはこれまでにないほど元気なのに、その後ろの常緑樹(うちの敷地内)はお隣の庭の塩害で瀕死の状態です。よい日陰を作ってくれるありがたい木なのになぁ。

庭の畑もほぼ夏野菜に移行して、1の箱はトマト、バジル、モロヘイヤ:2の箱はニラ(ジャングル化してる)、三つ葉(ほぼ終わり)、ミニトマト:3の箱は葉ネギ、ピーマン(パプリカじゃなくて日本のピーマン)、つるありインゲン、枝豆(予定):4の箱はナス2種類(加茂ナスと普通の長ナス)、キュウリ(もちろん日本の)、ケール(ほぼ終わり)

一番日当たりのいいフェンス脇の露地にゴーヤ

他にも袋栽培のジャガイモ(そろそろ収穫)、サツマイモ、ズッキーニ、ゴボウ、カボチャ、ホースラディッシュ、スイカなどがあります。プランターではパセリ、小松菜、時なし小カブ、ツルムラサキ、スイスチャード、シシトウ、四川トウガラシが育っています。

…そして、今年初栽培+いちばん期待しているのが、長芋です(↓)


アジア系スーパーで買ってきた20㎝ぐらいの長芋を4つに切って芽出しをしたものを、80㎝ぐらいの高さのある米袋に土を入れて植えました(もう一袋あります)。今のところ順調ですが、どうなるのかなぁ。長芋はお店で買うと高いから、自家栽培ができたら嬉しいのだけれど。

さて、今日は父の日ですね。

夫は今日は用事があって出かけているのだけれど、金曜日の夕方に娘がオーダーしてくれた食材が届き、昨夜、一足早く父の日のディナーをいただきました。

ジャーン、


 ケイジャン・シーフード・ボイル

シーフード(タラバガニ、エビ、ムール貝それぞれ個別に)、じゃがいも、とうもろこし、アンドゥイユソーセージ、レモンといった食材だけじゃなく、ケイジャンスパイス、ハーブバター、パセリまで、まるでスーパーに買い物に行ったように届きました。家にあったものを使ったのは、ガーリックとタマネギとオリーブオイルだけ。ありがたいことです。

優に5-6人分はあったと思いますが、夫婦ふたりでたらふく食べて、半分以上なくなりました。美味しかったー。

リングイーネも届いたので、今夜は残りのシーフードでペスカトーレにしましょう♪


2025年5月29日木曜日

お味噌の蔵出しとフォカッチャ・アート

昨年の10月頃に仕込んだお味噌を蔵出ししました。

今回は、柔らかく茹でた大豆を熱いうちにジップロック袋に入れて、袋の中で大豆を潰し、冷めてから塩切りした米麹を混ぜ込んで、しっかりと空気を抜いて冷暗所に置いておきました。なるべく空気に触れさせないことでカビの発生を防ぐためです。袋の中で大豆を潰したから、豆の形がそのまま残っているものもあるけれど、家で使うだけだから問題なし。家のキッチン工事が長引いて、普通より長く熟成させてしまったけれど、それはそれで味に深みが増して美味しくなったんじゃないかと…

前回作った黒豆のお味噌がまだ残っているので、そちらを使い終えるまで冷蔵庫の奥に待機していてもらいましょう。

さらに、母の日に娘がWhole Foodsからいろいろな食品を届けてくれたのだけれど、その中にお味噌があったのです。White Misoと書いてあるから「白みそ」なのかと思ったら、「made with traditional Shinshu fermentation method (信州の昔ながらの発酵方法で製造)」と書いてあります。いや、信州味噌は白味噌のように甘くないのに…と思ったんだけど、これは果たして信州味噌なのか、白味噌なのか??? まだ開封していないので、開けてみてのお楽しみ♪ しかし、こんなにたくさんお味噌があって、どうしよう。次のバッチを作ろうかと思ったけれど、しばらく待つことにします。

そして過日、前々から作ってみたいと思っていたフォカッチャ・アートに挑戦しました。フォカッチャ生地はなんでもよかったので、なるべく気泡の多そうなものをネットで検索して、本当は一晩冷蔵庫で発酵させた方がよかったのだけれど、時間がなかったので室温での方法にしました。

発酵を待つ間に野菜を準備します。紫タマネギやパプリカは定番。茎や葉の部分は庭から採ってきたケールやルッコラやパセリやニラを使いました。一度生地の上に野菜を置いてしまったら、生地から野菜を剥がすことは難しいので、ここは慎重に考えて配置しないといけません。…と言いながら、かなりテキトーに置いたんですけどね。

オーブンに入れて焼くこと約30分。タマネギやパプリカの焼ける香ばしい匂いがしてきました。

うーん、焼かないほうがきれいだったな。でも、焼かないと食べられないし。あー、ジレンマ。茎はもう少し水分のあるアスパラガスのほうがよかったかもしれません。葉はバジルかな。

焼きあがったフォカッチャは、しばらく愛でてから四角く切って、フレッシュモッツァレラとトマトとバジルソース(バジルの葉がなかったので)を挟んで食べました。 野菜のいろんな味がして美味でした。

2025年2月26日水曜日

Snow Day!


 雪が降りました! と言っても、もう一週間も前のことでした。

先週の水曜日のお昼ごろから降り出した雪は夜半まで降り続き、翌朝には30㎝ほど積もっていました。翌日も外の気温は氷点下のままで雪はまったく融けず、たいがいの学校やお店や会社はお休みだったようです。我が家では駐車スペース(driveway) だけは雪が凍ってしまうと大変なので雪かきをしたものの、家の前の道路の雪はガチガチに凍っていて外出は無理でした。そんな状態が土曜日まで続き、その間は家に閉じこもって、本を読んだり、Netflixを観たり。こういう時にこそ家の片付けなどをすればいいのに、ね。

これは雪が降る前だったかもしれませんが、この方たちがまた庭で暴れています。庭にこんなコンクリートブロックが置いてあるのも謎ですが(いや、理由はあるんです)、陽が当たるとブロックが暖かくなるのか、リスたちはいつもここにちょこんと座っています。この日はピーナッツなんか食べたりして。

このピーナッツも謎なんです。いったいどこから来るのか…。リスたちがどこかから探してきて、うちの庭や畑やプランターや土の入った袋の中に埋めていくのだけれど、その数が半端ないのです。畑や枯葉コンポストを掘り返すとピーナッツがゴロゴロ出てきて、プランターや土袋からは毎年いくつかが発芽して、放っておくとしっかりピーナッツが収穫できます。 発芽するということは市販の殻付きローストピーナッツではないから、どこかにピーナッツが植えてあるのかとも思うのだけれど、こんな住宅街にピーナッツ畑やピーナッツ農家はないし…。謎です。

そして、このヒョロヒョロしたものは何だと思いますか?(ピーナッツではありません)これはミカン(Mandarin)の種が発芽したものです。

昨年末にミカンを食べていたら、種がたくさん入っていたのです。そこで、カッターを使って種の固い皮をはがし、湿らせたペーパータオルに包んでから密封できるプラスチック容器に入れて、工具などが入っている真っ暗なクローゼットの中に入れておきました。別の日に食べたミカンにも種が入っていたので、3つほど同じように作りました。1週間ほどして開けてみると、短い根が出ています。3つの容器のうちのひとつにはカビが生えてしまったので処分しました。 その後、私はシンガポール旅行に行き、ミカンのことをすっかり忘れていたのだけれど、ある日急に思い出して容器を開けてみると、まるで大豆のモヤシのように白くヒョロヒョロした芽が出ていたのです。3週間ぐらい放置していた結果です。

それをペットボトルを切ったカップに植えて日当たりのよい室内に置いたら、白い茎や葉が次第に緑色になってきました。まだヒョロヒョロですが。


そして、さらに一週間後、有望選手が出てきましたよ~(上部左から3番目)。

最終的にいくつ残るかはわからないし(実生のイチゴは12株中1株でした)、ここの気候ではミカンは露地植えにはできないでしょうが、鉢植えにして室内に置けばいつかはミカンが収穫できるかもしれません。実生のミカンは収穫できるまでに10年ぐらいかかるとも聞きますが。


2023年8月18日金曜日

ブドウ初収穫

ブドウを初めて収穫しました。

5年前の春頃にコンコードという品種のブドウの苗を買ったのだけれど、忙しくしていて定植できずにいたら、その秋に夫の転勤で日本に引っ越すことになり、ブドウの苗も袋入りのまま物置の横に置き去りにして日本に発ったのでした。私は日米間を行き来する予定だったから、戻ってきたら植えればいいと思っていたのです。ところが翌年にこの家に戻ってきても私はその苗を放置していて、見かねた息子が私の留守中に庭の隅に植えてくれました。それからコロナ禍に突入して私はアメリカに戻れなくなり、ブドウの木も枝が四方八方に伸びて収拾がつかなくなっていたそうなのだけれど、実は一応付いたそうなのです。ただ最後まで房として残るものはなく、粒が雨で落ちてしまったり、鳥や虫に食べられたりして、個々の粒を数個採るのが精いっぱいだったといいます。

昨年は枝を大幅に剪定してしまったので、DIYで作ったブドウ棚に枝を渡すことができず、少しだけ実ったブドウもやはり雨と害虫にやられて全く収穫できませんでした。

今年は一房でいいからブドウらしいブドウを収穫することを目指して、枝渡しや摘果作業をし、見込みのある房にはメッシュの袋をかけて、雨除けの傘(パーチメントペーパーをホチキスで留めた自作品)もかけました。摘果の目的は栄養が分散されないように房の数を減らすというということなのだけれど、なんだかもったいなくてかなりの房を残してしまったので、一房がやはり貧弱な感じになってしまいました。来年の課題です。

真夏にはコガネムシがブドウの葉にびっしりと付いて、葉を食べ尽くし、葉脈だけが残ったレース状の無残な姿になってしまいます。アメリカにはコガネムシの天敵がいないそうで、農薬を使わない場合は、石鹸水を入れたバケツに手作業でコガネムシを落としていくのが一番有効な方法だといいます。フェロモントラップもあるけれど、逆にコガネムシを呼び寄せてしまうこともあるのだとか。だから私はバケツを手に完全防備でコガネムシ獲りに挑んだのです。でもね、コガネムシといえども生き物、申し訳ないような、自分がとてつもなく残酷なことをしているような、複雑な気持ちになりました。

ブドウを完全無農薬で育てるというのはかなり難しいことだといいます。日本のブドウ農家は袋掛けをしてブドウを守るけれど、その前に農薬をかけないとブドウが袋の中で腐ってしまうそうです。 カビの一種が原因のさび病にも消毒は必須だといいます。実際に自分で栽培してみても、市場に出回るようなきれいなブドウを無農薬で栽培するのはほぼ無理だろうと思います。ということは、うちで収穫できたこのブドウ、とっても貴重なものなんじゃないかという気がしてきました。

さて、肝心のお味は?

甘い!香りがいい! 日本のブドウみたいだー。

コンコードはスリップスキンといって日本のブドウのようにつるっと実が出るタイプで、フォックス臭という香りがあります。これが私にとってはブドウの香りなんだなぁ。子供の頃、幼馴染のお家がブドウ農家で、形が悪くて出荷できないブドウをよくもらっていたのだけれど、そのなかのひとつにナイアガラという品種がありました。それにコンコードと同じ香りがあるのです。ナイアガラはコンコードの交配種だと後で知りましたが、私にとっては本当に懐かしい香りです。

まだ完熟していない房がいくつかあるので、ブドウはまだもう少し楽しめそうです。



 

2023年7月12日水曜日

夏の畑

ミニトマトが赤くなり始めました。これは少し細長いグレープトマトというのかな? 3株あって、すでにジャングル化しています。実はこれ、園芸ショップで枯れそうになっていたセール品を3株$1.75(125円ぐらい)で買ったものなんです。畑に植えた頃はヒョロヒョロとして変な虫も付いてしまったのだけれど、毎日せっせと酢水を吹きかけていたら、急に元気になって、たくさん花を咲かせて、今は3株合わせて優に100個以上は青い実が生っています。なんでも、100倍ぐらいに薄めた酢水を弱っている野菜の株に与えると、野菜が驚いて「頑張らなくちゃ」と元気になるのだそうです。「Sugary」という品種なので、甘いトマトかもしれません。楽しみ~。日本のトマトのように少しピンク色です。

そしてこちらも同様に枯れかかっていた苗を3株$1.75で購入したトマトです。小ぶりな普通のトマトですが、わんさか実っています。これはほんの一部で、この何倍もあるんですよ。うれしいなぁ、たのしいなぁ。昨年はトマトがまったくダメだったので、余計にうれしい♪
 

こちらはズッキーニ。これも3株$1.75。ズッキーニは葉が広がって場所を取るので、露地栽培ではなくバケツ/袋栽培です。このバケツ、日本食レストランで働く知人がガリ生姜の入っていた容器をもらってきてくれたのです。底にドリルで穴を開ければ立派なプランターです。右のふたつはお米の袋。袋栽培は市販の培養土を袋のまま使うのが便利だと書いてあったけれど、我が家では土も自家製腐葉土とオーガニック肥料/石灰を混ぜて手作りしているので、お米の袋ぐらいしか大きい袋がないのです。もっとファンシーにするなら麻袋を買うといいみたいですね。

 

  

 ズッキーニはすでに5本収穫しました。あと数日でまた3本ぐらい採れそうです。もう完全に元が取れました。

 

 

 こちらも袋栽培の大根。なかなか太くならず、ずっとこのままなので、あまり長く放置しておくと、すが立ってしまうのじゃないかと思って抜いてみました。結構長くて、先が折れてしまいました。スライスしてひと口食べてみたら、か、辛い!煮物よりは大根おろしやお漬物に向く大根だそうです。

こちらはモロヘイヤ。葉物野菜の少ない夏に重宝するネバネバ野菜。
 

 少し前に撮ったリーフレタス。今はもうトウが立ってしまいました。

最後はイチゴ。これはなんとスーパーで買ったイチゴのあのブツブツした種が発芽したものです。去年の今頃に十数個の種をまいて、半分ぐらいが発芽したものの、夏の暑さでたった一株だけが生き残りました。それが越冬して、さすがに今年はまだ実は生らなかったけれど、次々とランナーが伸びてきて、現在8株ぐらいが定着しています。うれしいなぁ、たのしいなぁ。